エアコンダクトの穴はどこに開けるといい?

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エアコンダクトの穴はどこに開けるといい?

エアコンの取り付け作業は、ほとんどの場合専門の業者の方に依頼して取り付けてもらうことが多いと思います。

そのため、エアコンダクトの穴を開ける作業について全てを任せてしまい、どこにどんなダクトの穴を開けているのかなどの知識はなかなか知ることはできません。

プロにお任せする場合、そのような知識は必要ないのかもしれませんが、いざと言う時にトラブルとならないように把握しておいたほうが良い基礎知識をご紹介していきます。

配管穴って何?

  簡単に説明すると壁の天井付近にある穴のことで、 そこに室外機と室内機を連結するホース(冷媒配管:配管パイプ)などを通すための 穴です。穴の大きさは内径約70mmの穴が開くよう貫通します。 新築の場合は空いていない場合が多く新たに空ける必要があります。 また、アパートやマンションタイプの場合は、一般的にはプラスチックのふたがされていたり、パテと呼ばれる粘土のようなもので塞がれています。
この穴が無ければ通常の家庭用エアコンは取り付けすることができせん。

何で穴が必要なの?

  セパレート式と呼ばれる一般家庭用エアコンにおいて、室内と室外機械を連絡するホース類を設置するために必要で特殊機種を除き、冷媒配管・連絡電線・ドレンホースが束になり配管穴から外に出すために必要な穴です。

  エアコンは室外機で温度を変えた空気を室内機で部屋に広げるため空気や電気の通り道が必要でそれらが上記にで紹介した、冷媒配管・連絡電線・ドレンホースという部品になります。

 また例外として壁の中にあらかじめそういった配管が仕込まれている「隠蔽配管」という 特殊な状況もあり、その場合は穴の中に管が有るので穴っぽいものがあった場合は中を覗いて見でください。

一番簡単な確認方法は、穴らしきものの真裏側にもカバーやパテがあればほぼ通常の状態です。
また、大家さんに聞いてみるのも確実な確認方法の一つです。

エアコン業者がする穴あけ工事

  一般的には木造、軽量鉄骨の壁に内径約70mmの穴が開くよう貫通します。柱や梁の位置で開けられない場合を除き、エアコン本体の背後に隠れるように設置するのが一般的です。 また、素材がコンクリートの場合は対応していない場合もあるので確認が必要です。

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スタンダードな場所は室内機の右下

ほとんどの家庭で使われている一般的なエアコンは、室内機と室外機に分けられているセパレートエアコンです。

エアコンダクトの穴は室内機と室外機を繋ぐための配管を通すためのもので、この穴がなくてはエアコンを取り付けることはできません。

普通、この穴はエアコンの室内機の右下に開けられます。これがもし、室内機と並行、もしくは上向きにあると排水が上手く外に排出されません。

左下に配管用の穴を開けることも可能ですが、右下と比べるとやはり排水はしづらく、上手に排水ができないと逆流してしまう可能性がありますので、特別な理由がない場合は室内機の右下の位置がベストです。

また、配管と本体を繋ぐ役割の補助配管が右側についていることが多く、穴から外に出して配管を繋ぐ場合の手間が最小限に抑えられるので、作業が数段楽になります。

以上のことから一番スタンダードな右下に穴を開けることが多いのですが、お部屋の状況などにより違う場所に開けることもあります。

その場合、排水が上手くいくように取り付け業者の方が工夫して考えてくれますので、プロの判断に任せてください。

大切な自宅に安易に穴を開けてしまうと取り返しのつかない事態にもなりかねませんので、自分で作業を行う場合は事前にしっかりと学習をして最善の注意をするようにしましょう。

新築で穴を開ける時の注意点とは?

新しく購入した大切な家の壁に、エアコンの設置に必要とはいえ穴を開けるのは勇気がいります。

一度開けてしまうと、取り返しが付きませんので、取り付け業者に依頼するときはしっかりと自分の希望を伝え、打ち合わせをするようにしてください。

一番重要なのが穴を開ける場所、即ち取り付け位置ですが、部屋の用途により異なります。直接冷気が当たらないようにするなど、各自の使いやすい位置をよく考えましょう。

位置によっては室温調整が上手くいかないこともありますので注意が必要です。

室内機と室外機を結ぶ配管を通すために壁に穴を開けるわけですが、最も起きやすいトラブルの一つに大切な家の構造部材を傷つけてしまったり、穴を開けてしまったりすることがあります。

専門の業者に依頼すれば、そんなトラブルも少ないと思いますが、もし自分で取り付けを行うのであれば、事前にしっかりと穴を開けてはいけない場所を確認しておいてください。

また、配管に勾配をつけずに設置してしまうと、排水が上手くいかずに逆流してしまう危険がありますので、こちらにも十分に気を付けるようにしましょう。

専門の業者にお願いするときでも、このような注意点を頭に入れておくと、トラブルの際に役立つかもしれません。

穴を開けずに設置する方法とは?

賃貸マンションやアパートなどでエアコンダクトの穴を開けることができない、新築の家なので壁に穴を開けたくないなどさまざまな理由で穴を開けることが難しいケースがあります。

そのような場合にはどのようにしてエアコンを取り付ければ良いのでしょうか。

一般的には壁に穴を開けてエアコンを設置しますが、穴を開けずに設置する方法も少なからずありますので簡単にご紹介させていただきます。

まずは、窓用エアコンを購入し、設置することです。窓にはめ込むタイプのエアコンで、一般的な家庭用のエアコンのように大がかりな取り付け工事は必要ありません。

簡単な工具があれば素人でも比較的簡単に設置することができますが、冷房の効きが若干弱いわりに電気代が高くなってしまいます。

また、運転音も少し大きめなどで、取り付けるお部屋の用途を考えて購入してください。

もう一つの方法は、窓用の取り付け材である窓パネルを取り付けることです。 この窓パネルは約3000円~で購入することができ、取り付け作業も簡単に行う事ができます。

ただし、このパネルを取り付けてしまうと、窓の鍵が完全には閉めることができなくなり、防犯面で多少不安が残ります。

以上の二つの方法ですと、賃貸住宅でもエアコン設置の許可がおりやすいですが、デメリットもありますので、よく考えてから設置するか判断してみてください。

窓用エアコンの特徴と取り付け方法

まとめ

エアコンダクトの穴の開け方を中心に、エアコンの取り付けに関する注意点や方法、ダクトの穴を開けなくて済む手段などを見てみました。

取り付け工事で一番の要となるダクトの穴や配管は、後々問題なくエアコンが作動するために最も必要なものの一つです。

また、家自体に取り返しのつかない傷をつけてしまう可能性を含んでいることですので、できるだけ専門の方にお願いするようにしましょう。

賃貸マンションなどで取り付け工事を依頼する時は、大家さんに許可が必要になりますので、基礎知識は把握しておいたほうが良いでしょう。

弊社エレホームでは、木造家屋や軽量鉄骨構造(ALC)の家屋での穴あけ工事に対応しています。穴が無いお部屋へのエアコンの取り付けをご希望の際は、ぜひ弊社までご連絡ください。

穴あけ工事が発生する可能性のある工事と料金について

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2023年の法改正により、配管穴の穴あけ工事や穴の拡張工事を行う際には、石綿(アスベスト)が使用されていないかの事前確認が必要になりました。
2006年(平成18年)8月31日までに着工された建物への貫通工事は、有資格者による事前調査等が必要です。

<エレホームの穴あけ対応について>
・弊社エレホームでは、マンションやアパート・団地などでの貫通工事は、承っておりません。戸建て物件でも賃貸の場合は対応しておりません。

・2006年(平成18年)8月31日までに着工された建物に配管穴を開ける工事や、室内機を取り付ける壁へのビスやアンカーボルトの打ち込み作業には対応しておりません。(石綿[アスベスト]に関する法改正により特別な資格が必要なため)
※2006年9月1日以降着工の建物であっても、建物の着工日を確認できる書類がないと対応できない場合がございます。着工日が微妙な年月の場合、確認のために事前に必要書類を弊社まで送っていただきます。
⇒必要書類:工事請負契約書、建物登記簿謄本、施工使用説明書、工程表など

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No.c-187

2件のコメント

型番ATA56ZPE1-WSのダイキンのエアコンを新規に取り付けたいのですが穴をあける位置を教えて下さい。
設置場所は壁の左上の角です。宜しくご教授願います。

お問い合わせありがとうございます。
穴を開ける位置は、建物の構造ともかかわってきますので、サイト上でご案内することはできかねます。
工事をご依頼いただきましたら、取り付け工事の際に、現場を確認し適切な場所に貫通工事をさせていただきます。
なお、工事に対応していないエリアやマンションなどの集合住宅への穴あけ工事は当店では承っておりません。また、コンクリート壁などの場合も貫通工事は対応しておりません。
まずは、当サイトの問合せ窓口よりお問い合わせください。
ご検討宜しくお願い致します。

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