気になるエアコンの取り外し跡
引っ越しで新しい家にそれまで使用していたエアコンを持っていきたい時、引っ越し先で新品を取り付けるにしてもこれまでに使用していたものを取り外さなければなりません。
そこで気になるのが配管を通していた穴やビスを打った跡など取り外し跡が壁に残ってしまう事です。
見栄えも悪いですし、賃貸物件の場合には修繕作業を求められる場合もあります。
取り外した跡はどのように処理したらよいのでしょうか?これらの情報をまとめていますので、参考にしてみてください。
壁紙はどうする?
近年は打ちっぱなしのコンクリートのような壁もありますが、多くの場合壁には壁紙が貼ってあるかと思います。
そしてエアコンは壁に穴を開けて配管を通すので、設置した際にはもちろん壁紙にも穴が開いてしまいます。
エアコンを取り外した時、その穴やビスの跡というのが残ってしまい見た目が良くありません。
これらを改善するためには、壁紙を貼りかえるしかありません。
ただし壁全体の壁紙を貼りかえるとなるととても大変ですし、費用も発生します。
業者さんにお願いして、できるだけ他の部分に近い壁紙を探してもらいエアコンの元々あった場所のみ新しい壁紙を貼ってもらうことをおすすめします。
ですがこの手法だと補修部分のみが新しくなるので、他の部分と比べると目立ってしまう可能性もあります。
どうしても差をなくした状態にしたいという場合は、壁紙を全て張り替えるのも一つの手段です。
但し、事前にその旨を管理会社へ伝え問題が無いか確認した上で実行しないとトラブルの元になります。
開いた穴はどうする?
エアコンを外した際に、配管用のパイプを通していた穴がどうしても壁に残ってしまいます。
これはもちろん外に通じているものですのでそのままにしておくと雨やゴミ、虫などが部屋の中に入ってきてしまう。
または部屋が汚れてしまったり、風が吹き込んできてしまったりするので、穴を埋める作業が必ず必要になります。
取り外した後の壁の穴を埋める方法としてまず一番よく行われているのがパテで埋める方法です。
パテとは粘土のようなもので、これを塗って直接穴を塞ぎます。
パテの材質にも様々な種類があり、業者によって使用するものや価格には違いがありますので事前に何を使用するのか確認して下さい。
次に近年多くなってきているのがキャップをして穴をカバーするという方法です。
プラスチック製の蓋を被せるので見た目がとてもきれいです。
ただし、パテと比較すると少し価格が高くなってしまい、業者によっては追加料金を支払う必要が出てくる場合もあります。
取り外しと一緒にやってくれる業者もいます
エアコンの取り外しを業者に依頼する場合、残ってしまう取り外し跡の処理も作業工程の一貫として一緒に行ってくれる場合もあります。
特に何も言わなくてもパテで塞いだり、キャップをしたりといった作業はしてくれますが必ず事前に処理について確認しておく必要があります。
業者によっては使用するパテの種類が決まっていて、それ以外のものを希望する場合には追加料金が発生する事もあります。
また、キャップでの処理はほとんどの業者でオプション対応となりますので、キャップを使用して穴を塞いでほしいという場合には必ず事前に希望を伝えておく必要があります。
もちろん穴の処理自体まったく行ってくれない業者もありますので、必ず契約してしまう前に取り外し跡の処理はどのようにするのか、追加で料金は発生するのかなど事前に確認をしておくことをおすすめします。
サイトに公開しているケースもありますが、見積もりが必要になる場合もあるので、必ず確認をする事が重要です。
まとめ
壁に大きくあいてしまうエアコンの取り外し跡の穴というのはとても気になります。
見た目がよくないということだけではなく、虫や雨が入ってきてしまうこともありますので部屋を劣化させてしまうことにも繋がりかねません。
依頼する業者によっては取り外しの作業と一緒に、穴の処理を行ってくれるところもありますし元々プランには入っていなくても追加料金を支払えば行ってくれるところがほとんどです。
そのままにしておいて良いものではありませんので、必ず処理を行うようにしましょう。
その際に利用する方法は、価格や見た目、耐久性など様々な点を比較して自分にとって良いと思える方法を選ぶと失敗を回避出来ます。
No.d-191
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