エアコンが取り付けられない壁の特徴

エアコンを取り付けるためには、室内機と室外機をつなぐ配管パイプを通すための穴が壁に必要になります。
マンションなどでは最初から穴が開いていることが多いですが、新築の戸建てでは穴が開いていないことが一般的。
エアコンの取り付け工事の際に穴あけ工事も通常は実施しますが、ご自宅の壁の材質や、賃貸マンションなどの場合、穴を開けられない場合があります。
ここでは、貫通工事ができない可能性の高い壁の代表例と、開けられない場合の対処方法をご案内します。

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エアコンが取り付けられない壁の代表例

タイル壁

タイル壁に取り付けられない場合の考えられるケースはこちらです。

  1. タイルは材質上、硬いうえに割れやすいので、工事を請け負わない業者が多い。
  2. タイルは大きく割れると補修ができない場合がある。
  3. 個人業者や電気工事会社に所属しているスタッフの場合でも、経験が浅かったり会社の規定で工事ができない場合がある。
  4. 隣接する建物との間が狭すぎるなどで、ドリルが設置できない場合。
  5. 足場を組めないなど、穴をあける工事環境が危険を伴う場合。
  6. 穴をあける箇所が壁ではなく、建物を支える梁(はり)で、建造物の強度に問題を与えてしまう場合。
  7. 家電量販店の規定で対応していない場合。

鉄筋コンクリート

コンクリート壁に取り付けられない場合の考えられるケースはこちらです。

  1. 貫通工事の際に、外見では判断できない内部に埋め込んである電線等を破損させてしまう可能性があるため対応していないことが多い。
  2. マンションなどの集合住宅は、貫通工事で耐震強度に影響を与える可能性があり、許可がおりない場合がある。
  3. 作業員の経験が浅く対応できない場合や、会社の規定などで工事ができない場合。

大家さんの許可が出ない場合

  1. 賃貸マンションやアパートは共用分譲になるので、管理者の許可がなければ不可能です。
  2. 古い建物などや壁の状態によっては、貫通工事によって壁の強度が落ち、エアコンの重みに耐えられず、壁が崩れる場合がある。
  3. 貫通工事が原因で耐震強度に影響を与える可能性がある。

ただし、大家さん次第では、エアコンの穴あけが許可される場合もありますので、まずは大家さんにご相談されることをおすすめします。
なお、大家さんの許可なしに穴あけ工事をしてしまった場合、強制退去や場合によっては賠償責任を問われる可能性がありますのでご注意ください。


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壁の材質や建物の状況・作業員の熟練度等によって穴あけ工事を断られる場合はありますが、工事自体ができないわけではありません。ここからは、対処方法をご案内します。

タイル壁にエアコンを取り付けたい場合

タイル壁に穴をあける方法

  1. 通常の穴あけのドリルではなく、ダイヤモンドチップの刃を使ったコアドリルを使用すれば問題はありません。
  2. 熟練の技術者に依頼されれば、問題はありません。
  3. 熟練の業者であっても、多少のヒビ割れが出てしまう場合もありますが、補修は可能です。

鉄筋コンクリートの壁にエアコンを取り付けたい場合

  1. コンクリートコアという機械を扱える業者であれば、穴あけは可能です。
  2. 熟練の技術者に依頼されれば、まず、問題はありません。
  3. レントゲン検査などを行い、コンクリート内部に配線や鉄骨などがないかを調べれば貫通工事のリスクを軽減できます。
  4. 直径75ミリ・壁の厚さ150ミリの場合、貫通工事の大体の相場は15,000円~となります。

※マンションなどの集合住宅の場合、必ず管理会社や大家さんに許可をいただいてから業者に依頼してください。

大家さんの許可が出ない場合の対処法

技術的に穴あけが可能であっても、大家さんや管理会社の許可がおりない場合はあります。
そのような場合でも、エアコンの代わりとなる冷暖房器具がありますので、諦める必要はありません。

穴あけ工事の必要ない冷暖房器具

壁に穴をあけずに使用できるエアコンの代わりとなる冷暖房器具を紹介します。
工事が不要のものもあり、エアコンよりも安価で、設置も簡単なものが多いです。

冷風機

冷風機とは、室内機と室外機が一体となった小型エアコンをいいます。 別の言い方では、スポットクーラーやスポットエアコンとも呼ばれています。

冷風扇

冷風扇とは、水の蒸発時の気化熱を利用した冷房機器を指します。

窓用エアコン(ウインドエアコン)

窓用エアコンとは、窓に固定させる室内機と室外機が一体になったエアコンで、賃貸などで壁掛けエアコンが設置できない場合によく使用されるタイプ。冷房専用の機種が多いですが、冷暖房タイプもあります。

比較表

種類価格メリットデメリット
冷風機30,000~50,000円程持ち運びができる電気代が高くなる。
冷風扇10,000円弱価格が比較的安く、電気代が扇風機と同程度。水を蒸発する構造上、部屋の湿度が上がってしまう。
窓用エアコン40,000~50,000円程窓枠に設置できるので、業者に頼んでもいいし、自分で取り付けることもできる。重量があるため、一人で設置するのは厳しい場合もあります。 窓の形状によっては、取り付けできない場合もあるので、事前に確認は必要。
窓用エアコンの特徴と取り付け方法

エアコンが取り付けられない壁と対処法のまとめ

壁掛けエアコンを取り付けしたくても、タイル壁や鉄筋コンクリート壁など壁の材質が問題だったり、管理会社や大家さんの許可の問題など、
クリアしないといけない項目はありますが、技術的にできないことはなく、様々な方法で対処可能です。
ただし、DIYでされる場合、専用工具や技術が必要でリスクもあります。 エレホームでは、木造や軽量鉄骨(ALC)の穴あけ工事等をおこなっています。
エアコンの取り付け工事をお考えの際はエレホームまでご相談ください。

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