エアコン移設でトラブルを回避する方法と注意点
エアコンを移設する際、業者に依頼した後の支払時にトラブルになることが多い様です。
とは言っても、自身で取り付けするのか大変ですし、慣れていないと大変な作業、時には大きなトラブルの原因になります。
今回は業者にエアコンの移設依頼した際に、トラブルにならない様いくつか注意点をまとめました。
これから移設を検討している方には役立つ情報ですので、参考にしてみて下さい。
フレア加工や配管交換は本当に必要?
トラブルでありがちなのが、「本当に必要なの?」という心配からくるものです。
移設は部品の交換なく設置が可能であれば、最低料金でしてもらえることもあります。
しかし配管の銅管は劣化しやすい部分、部材です。もしもエアコンを1年、2年しか使ってないという事でしたら、交換は不要になる可能性が高いです。
しかし5年以上経過している場合は、交換しないとガス漏れの恐れが起こることもあります。
とはいえ、素人がみて交換が必要かどうかというのは判断しかねるので、業者が交換を勧めてきた場合にどの部分が傷んでいるのか、交換にいくらかかるのかなど、聞いてみるといいでしょう。
劣化していなくても、移設先のエアコンと室外機の設置場所の距離関係で新しい配管が必要なこともあります。
その時は近くに置けないかなど相談してみましょう。
また、フレア加工ですが、これもエアコン設置には必要になってきます。
しかし、工事の内容によっては、フレア加工代として別途料金を請求されることはありますので、請求金額が気になった場合、内訳について確認すると良いでしょう。
事前に電源容量を確認しよう
施工時に見落としがちになるのが、電源容量です。
家庭用のエアコンでよくある電源容量が100Vか200Vで、これによってコンセントの形が変わってきますし、合わない場合追加で変換工事がかかります。
最近では、家庭電力の消費が増えていることもあり、200Vのものが増えてきていますが、移設先で問題なく使用できるか確認しましょう。
確認の仕方は、まずは室内機の側面か下を見てみましょう。
消費電力や製造年など様々な情報は記載されており、その中に記載があります。
一般的に14畳以上の部屋用のエアコンは200V、12畳未満の部屋用であれば100Vになっていることが多いです。
なので、今まで使っていた家や部屋のエアコン用コンセントの形を覚えておき、移設先の形と予め比較しておくとスムーズに工事ができます。
また、万が一エアコン専用のコンセントが無く、増設工事が必要になった場合、設置費以外で2万円前後かかることもありますし、その日からエアコンが使えない!ということになると、別の日に業者に来てもらわないといけなくなり、トラブルになることもあります。
その他追加料金が必要なケースとは?
エアコン移設する際の状況によって追加料金が発生するケースがありますが、これを知っておくとトラブルの回避に繋がります。
今回はいくつかご紹介していきたいと思います。
まずはエアコンの配管を通す穴です。
木造の家などで、穴を開けるのに特殊な道具がなくてもできる時は、追加料金はかからないことが多いですが、壁がコンクリートなどで、特殊な貫通工事がいる時は別途料金が発生します。
高額になるか追加料金なしでいけそうか、事前に確認しておくとよいでしょう。
この他にはオプションで化粧カバーをつけたり、クリーニングを依頼したりすると追加料金がかかります。
化粧カバーはなくても工事ができますし、エアコンを使う上では困りません。
しかし、カバーを付けることで配管を長持ちさせやすくなるので、エアコンを長く使う為には必要な施工になります。
また、長年使っているものであればクリーニングを依頼するのもお勧めです。
中まで新品同様にきれいになりますので、燃費もよくなり、移設後エアコンを長く使えることにも繋がります。
まとめ
エアコン移設の時に起こる業者とのトラブルで多いのは、やはり費用に関することが多いようです。
必要な工事の場合や追加の作業があったとしても、作業の必要性や料金のことについて不明点があるとこちらも不安になりますよね。
そうならないためにも、分からない事があれば業者と相談し、その工事が妥当なものなのか、きっちりと確認するようにしましょう。
少しでも不安があれば内訳を見せてもらい、納得するまで説明をしてもらうのがベストです。
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