室内機の取り付け位置とエアコン効果の関係について

室内機の取り付け位置とエアコン効果の関係について

エアコンを取り付ける際の位置を間違えてしまうと その効果も十二分に発揮できません。
では、どんな位置に取り付けると効果的なのかを こちらでご紹介します。

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エアコン・型番の意味・スペックの見方・カタログの見方

エアコンを選ぶうえで参考になる項目の意味や見方を解説しています。専門的に見えても項目と少しの見方を覚えればエアコン選びの強い味方になります。

エアコン工事に関する用語説明

タテ桟(タテサン)、プラブロック、背板などエアコン取り付け取り外し工事に関する単語、用語を分りやすく説明しています。分らなかった単語が有ればこちらから探してみてください。


必要最低限の必要な条件

取り付け位置には必要最低限の条件が有ります。 先ずはこれをクリアすることが第一歩になります。

1エアコンは配管用の穴より上に付ける。

エアコンには室内機と室外機を繋ぐ配管が有りその為に壁に穴が空いている必要があります。 配管には温度を変えた空気や温度を変えるためのガス、温度を変えたことによって出る水分を 通すそれぞれのパイプが通っています。
その中の水を流すためにも室内機は、その穴の上に付ける必要があります。 これを守らないと水が逆流してエアコンから水漏れが起きるのでこれは守ってください。

2室外機と近い位置

また、エアコンが折角温度を変えた空気を作っても、室内機と室外機が遠ければその分少しずつ温度が元に戻ってしまいます。それを防ぐためにも室外機と、室内機の位置は出来るだけ近くなる場所にしてください。家の構造や室外機の設置場所によっては若干離れてしまう場合もありますが、 エアコンにはそれぞれ、離して良い距離が決まっているのでその範囲内なら能力は保障されていますが心配なら、エアコンを購入する時に相談してみることをお勧めします。

3専用コンセントに近い位置

エアコンを動かす際は専用のコンセントが必要です。殆んどの場合は配管穴の付近に専用コンセントもありますが、このコンセントはエアコン専用に作られている為、延長コードなどで伸ばして電源を供給するようには作られていません。無理に接続すると火災が起きる危険性もあるので 専用コンセントが有る場合はこれに届く範囲で室内機を設置してください。
参考HP:独立行政法人「製品評価技術基盤機構」

4エアコンの大きさにプラスで必要な隙間

エアコンは部屋の中の空気を取り込んで、冷やしたり暖めたりする機械です。 その為、空気を取り込むために最低限必要な隙間が必要となります。 一般的には室内機の大きさにプラスで上部5cmと左右壁から5㎝の余裕が必要です。 エアコンによってはその必要スペースに個体差が有るので本体の施工用図面などを参考に 位置を決めてください。 

より効率よくエアコンの効果を上げる取り付け位置

これで基本的な設置位置については把握できたと思います。次はよりエアコンの効果を高めるための方法を紹介します。

1風の回りを良くするために!

エアコンの風を部屋全体に回すことで効率は上がります。そのためにも風の通り道を作る必要があります。冷房と暖房では少し違ってくるのでそれぞれ説明します。

冷房の場合

暑い夏はクーラーの風を直接浴びて涼みたい気持ちはよくわかりますが、夏の熱気は部屋の上の方にたまりますので、風は上向きにして天井付近の空気を冷やすことでより効果的に部屋全体を冷やすことができます。
一般的な家庭なら天井付近には風を遮るようなものはあまりないと思いますが,つい立や棚が風の通り道を妨げる場合もありますので、そういった環境の場合は家具の位置をずらしたり、工夫してみてください。

暖房の場合

冷たい空気は足元にたまるので風の向きは下向きにするのですが、エアコンの下にタンス等を置いている場合は風の流れが遮られて足元まで風が届かず足元は寒いままとなってしまい、効率的にも、電気代的にも無駄が出てしまいます。中々、部屋全体が温まらない場合は一度家具の配置にも気を配ってみてください。

2部屋の辺の中で短い壁に

恐らく正方形の部屋というものは少ないと思います。少なからず長方形になっていると思いますが その短い方の壁にエアコンを設置するのが理想的です。
長いほうに付けるとその左右の端まで風が届きにくくなりますが、短い方の壁に取り付けることで 効率よく風を送ることができます。 

4窓の近く

外気は窓から入ってきます。それは窓を閉じていても同じです。 その為エアコンは窓の上などに取り付けることで外のからの熱を早めに調節することができます。 遮熱カーテンなどを併用することでより一層効果を上げることも出来るので 西側の部屋に住んでいる場合、夏場は特に遮光・遮熱カーテンにするだけでも、かなり変わってくるのでおすすめです。

幾つかの方法を紹介しましたが、部屋の形は様々で必ずしもこの条件を全て満たすのは、 難しい場合があります。、例えばサーキュレーター等を補助で使うだけでも変わってきます。 また、設置時に業者の方と相談してもらえればアドバイスしてもらえるはずなので、ひと声かけてみてください。

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