エアコンの寿命について、寿命超えても使えるの?

エアコンの寿命について、寿命超えても使えるの?

エアコンの寿命について

 エアコンには使用できる寿命があります。正確には「設計上の標準使用期間」と呼ばれる基準です。 これは経済産業省が平成19年に公布した改正消費生活用製品安全法などに基づき、 各エアコンメーカーが算出した寿命年数です。一般家庭などの使用環境や条件、 使用の頻度を想定し、エアコンのコアパーツやその他部品の耐久性を測定し、 経年劣化が発生した際に発火やその他使用者の安全を脅かす可能性についての科学的試験によるものです。
 現在のところ、ダイキン・パナソニック・日立・三菱・富士通・東芝などの日本国内主要エアコンメーカーの表記を確認すると、 ほとんど10年となっていることが分かります。

エアコン寿命の確認方法

長期使用製品安全表示制度では、消費者の安全・安心を確保するための措置として「電気用品の技術上の基準を定める省令の一部を改正する省令」(平成20年経済産業省令第34号)が公布され、対象製品として選定された5品目(扇風機、換気扇、電気冷房機、電気洗濯機および電気脱水機、テレビジョン受信機)について以下の表示をすることとしています。
(1)製造年
(2)「設計上の標準使用期間」
(3)注意喚起文
出典:日本冷凍空調工業会HP https://www.jraia.or.jp/product/home_aircon/m_expression.html

※「電気冷房機」とはルームエアコンのことです。

上記は富士通ゼネラル製のエアコンの確認方法を例にしましたが、他の主要メーカーでも同じように、室内機の底面に型番、基本スペック、設計上の標準使用期間が確認できます。また、法令が実施されたのは平成19年(2007年)頃なので、その年のモデルから表示があるはずです。

寿命超えても使えるの?

 「設計上の標準使用期間」はあくまで設計上であって、超えたらすぐに発火したり、 エアコンが壊れたりするというわけではありません。 実際今まで15年や20年とエアコンを使い続けるご家庭も多数あります。 ただしその分事故も起きるからこそ、経済産業省が関連法律を決めたわけです。 10年以上のエアコンを使う際に、異常な発熱、におい、水漏れ、 ブレーカーの異常などに気づいたら使用を中止し、メーカーもしくは販売店に問い合わせて下さい。
 また、10年を超えたエアコンの移設工事はさらにダメージを加え、 再利用できない可能性や安全上の支障が非常に多発します。 弊社ではお受けすることができません。

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