エアコン購入しても取り付けできないケース

エアコンを購入しても取り付け出来ないケース

 いざエアコンを購入しても、取り付けが出来ないというケースがあります。それでは具体的にどういった場合に、エアコン取り付けが難しいのでしょうか。 例えば、住宅の間取りや設置場所に左右される場合がよくあります。
 エアコンを購入する前に、自身の住宅環境や設置予定場所の状況をしっかりと把握しておきましょう。 一般のお客様では明確な判断は困難かもしれませんが、まずはエアコン取り付けを行うための条件について知っておかれることも大切です。

間取りや設置場所によっては不可

 実際、どのような条件の時にエアコン取り付けが出来ないという判断になるのかをご紹介します。 よくある事例として、3つのケースを取り上げたいと思います。
 まず1つ目は、エアコンの室内機から室外機までが遠い場合です。配管が長くなることでエアコンが効かなくなることや、水漏れといったトラブルになりやすかったり、作業が大掛かりになったりといった理由から設置が難しいことがあります。

 そして2つ目は、室内環境です。例えば、室内機上部、及び室内機の左右に必要な距離の確保ができない場合です。機種にもよりますが、最低5cm以上の余裕が必要です。
 また、吹き出し部分が上下に十分動けるスペースも確保する必要があります。その他、壁がコンクリートの場合にエアコン取り付けが難しいことがあります。 物理的には穴は開けられますが、賃貸住宅など契約内容によって禁止されていることがあります。

 最後に3つ目ですが、エアコン専用のコンセントがない場合、さらに増設も不可能な場合にはエアコン取り付けができないこともあります。 上記を参考に、エアコン購入前にご自宅の状況を改めて確認してみてください。

無理に設置するのは故障の原因に

 エアコン取り付けが絶対に無理なのかというと、物理的には不可能ではなくても、安全面やエアコンの機能を配慮したうえで設置ができないと判断するケースがあるというのも事実です。
 具体例を挙げますと、エアコンの室内機から室外機までの距離が長い場合などです。

 配管の長さについては、エアコンの機種や住宅環境によって変わります。 しかし、配管の長さや高低差、それに配管経路にはおおよその目安や基準といったものがあります。 エアコンは各メーカーによって1台につき使用可能な配管の長さ、高低差といった条件が示されています。

 そういった仕様条件を守らずに、配管の長さや高低差の許容範囲を超えてエアコン取り付けを行ってしまうと、エアコンがその機能を十分に果たせなくなります。 つまりエアコンの効きが悪くなってしまうということにもつながります。
 さらに、エアコンの能力が低下したまま使用し続けることで、故障の原因となり得る場合もあるのです。 また、配管を長くすればするほど、水漏れしてしまう可能性があるというリスクもあります。

購入する前にしっかり見積もりをするべき

 エアコンを購入する前には、設置可能かということに加えて、設置費用についても十分に確認しておかれることをおすすめします。 住宅環境や設置場所などの状況によって、追加料金が発生する場合があるからです。
 本体価格だけで最安値だと思い購入を決めたとしても、エアコン取り付け工事にかかる追加費用等も加算すると意外と高くなってしまうということがよくあります。 最近では、家電量販店などでは「エアコン取り付け工事費無料」を謳っていることがほとんどです。

 そのため詳細までしっかりと確認せずに依頼したら、工事当日に追加料金を請求されて納得いかなかったというケースが増えています。 そういったトラブルを避けるためにも、しっかりと見積もりをとって、料金表を確認することが大切です。
 場合によっては家電量販店などでエアコン本体だけ購入して、別途エアコン取り付けの専門業者に設置を依頼する方が安く済むこともあります。 そのような観点からも、購入を決める前に、販売店だけでなく、エアコン取り付け業者とも比較してみてはいかがでしょうか。

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