配管穴:エアコン工事用語集

配管穴って何?

  簡単に説明すると壁の天井付近にある穴のことで、 そこに室外機と室内機を連結するホース(冷媒配管:配管パイプ)などを通すための 穴です。穴の大きさは内径約70mmの穴が開くよう貫通します。 新築の場合は空いていない場合が多く新たに空ける必要があります。 また、アパートやマンションタイプの場合は、一般的にはプラスチックのふたがされていたり、パテと呼ばれる粘土のようなもので塞がれています。
この穴が無ければ通常の家庭用エアコンは取り付けすることができせん。

何で穴が必要なの?

  セパレート式と呼ばれる一般家庭用エアコンにおいて、室内と室外機械を連絡するホース類を設置するために必要で特殊機種を除き、冷媒配管・連絡電線・ドレンホースが束になり配管穴から外に出すために必要な穴です。

  エアコンは室外機で温度を変えた空気を室内機で部屋に広げるため空気や電気の通り道が必要でそれらが上記にで紹介した、冷媒配管・連絡電線・ドレンホースという部品になります。

 また例外として壁の中にあらかじめそういった配管が仕込まれている「隠蔽配管」という 特殊な状況もあり、その場合は穴の中に管が有るので穴っぽいものがあった場合は中を覗いて見でください。

一番簡単な確認方法は、穴らしきものの真裏側にもカバーやパテがあればほぼ通常の状態です。
また、大家さんに聞いてみるのも確実な確認方法の一つです。

エアコン業者がする穴あけ工事

  一般的には木造、軽量鉄骨の壁に内径約70mmの穴が開くよう貫通します。柱や梁の位置で開けられない場合を除き、エアコン本体の背後に隠れるように設置するのが一般的です。 また、素材がコンクリートの場合は対応していない場合もあるので確認が必要です。

2023年の法改正により、配管穴の穴あけ工事や穴の拡張工事を行う際には、石綿(アスベスト)が使用されていないかの事前確認が必要になりました。
2006年(平成18年)8月31日までに着工された建物への貫通工事は、有資格者による事前調査等が必要です。

<エレホームの穴あけ対応について>
・弊社エレホームでは、マンションやアパート・団地などでの貫通工事は、承っておりません。戸建て物件でも賃貸の場合は対応しておりません。

・2006年(平成18年)8月31日までに着工された建物に配管穴を開ける工事や、室内機を取り付ける壁へのビスやアンカーボルトの打ち込み作業には対応しておりません。(石綿[アスベスト]に関する法改正により特別な資格が必要なため)
※2006年9月1日以降着工の建物であっても、建物の着工日を確認できる書類がないと対応できない場合がございます。着工日が微妙な年月の場合、確認のために事前に必要書類を弊社まで送っていただきます。
⇒必要書類:工事請負契約書、建物登記簿謄本、施工使用説明書、工程表など

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No.d-150

9件のコメント

団地で賃貸穴空いてるけど、6センチしかありません。ク−ラ−線取り付け可能ですか?

お問い合わせありがとうございます。
エアコンの容量や機種によっては取り付けが難しくなると思われます。
たとえば、2分4分サイズの配管を使用する大型のエアコンや、ダイキンのうるさらシリーズなどは取り付けできない可能性が高いと思われます。
事前にメーカー様や管理会社様に確認されることをおすすめします。

新築の木造戸建てに新規に冷房能力4.0kw(14畳)を取り付けを予定しているのですが、壁の厚さが20cm若干(
+5cm程度)超えてしまいそうです。他の業者だと壁厚20cmまでと制限されている処も多いのですが、御社は20cmを超えても大丈夫でしょうか?
また壁の厚さが20cm超えたら、追加料金が発生しないのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。

お問い合わせありがとうございます。
工事部に確認しますので、ご住所(郵便番号でわかる範囲までで結構です)を教えて下さい。
また、壁の厚さは最大25cm程度ということでよろしいでしょうか。
お返事お待ちしています。

住所郵便番号は179-00**です。**は秘密です。
壁の厚みは構造図から読み取る限りと26cmほどになるようです。

お返事ありがとうございます。
工事部に確認しましたところ特殊な環境なども考えられるため、対応可否も含めて一度現場を見させてほしいとのことです。
ただ、弊社では現地お見積りは有料で、東京23区内では3,300円(税込)をいただくことになります。

また、穴あけ対応は、お客様の持ち家の場合のみとなり、ご賃貸の物件の場合は大家様からの許可があったとしてもお断りしています。

現地お見積りをご希望の場合は、下記お問い合わせページよりご連絡お願いいたします。
ご検討宜しくお願いいたします。
https://ele-home.co.jp/toiawase/

10cmの壁でも、特殊な環境なども考えられるため、開くかどうか分からない下見が必要。
15cmの壁でも、特殊な環境なども考えられるため開くかどうか分からない下見が必要。
18cmの壁でも、特殊な環境なども考えられるため開くかどうか分からない下見が必要。
20cmの壁でも、特殊な環境なども考えられるため開くかどうか分からない下見が必要。
何センチだったら、下見の必要なくなるですか?
その線引きを教えてください。5cmですか?

要は26cmの壁(木造)に穴を開けられるか質問に対して建物を見ないと分からない。
開かないかもしれない開くかもしれないということですかね。
予算もいくらかかるかも分からない。
とういう結論でよろしいでしょうか?

エアコン工事のエレホームです。
弊社の見解としましては、お客様の投稿の通り、穴開け対応できるかどうかは現場を見てみないと分からない、ご料金も現場状況次第となります。

また明確な線引きはなく、今回は特に26cmと厚みのある壁での貫通工事のお話でしたので、特殊な構造・環境なども想定されるため、現地お見積りをご案内しています。
たとえ厚い壁でなかったとしても、建物状況・構造等によっては、対応できない場合もございます。
あいまいな回答で申し訳ございません。
ご検討宜しくお願いいたします。

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