新築住宅の場合、エアコンは後付け・建築時どっちがいいの?
マイホームを購入した際に考えなくてはならないことのひとつに、エアコンの取り付けがあります。
古い物件を購入した場合は前の住人が使っていたエアコンをそのまま使うことも出来ますし、取り外されていたとしても後付けすることは簡単です。
しかし、新築の場合は入居してから後付けするほうがいいのか、あるいは建築時に取り付けたほうがいいのか悩むところではないでしょうか。
こちらでは、新築住宅を購入される方のために、エアコンの取り付け時期についてご説明します。
建築時に施工するメリット・デメリット
建築時に施工するメリットとしては、配管が建物内部に通せることですっきりした見た目を維持できる点が挙げられます。
「きれいな新築住宅の壁に、エアコンの配管をヘビみたいに這わせるのは嫌だ。」という方は、建築時に施工することをお勧めします。
さらに入居後にエアコンを後付けする場合は、もし穴やコンセントがない部屋に設置するとなると工事が必要になり、取り付け価格以外の工事費が必要となります。
また、その際に建物内部の断熱材などを破損してしまう恐れもないとは言い切れません。
そして、天井埋め込み型などの特殊なエアコンも建築時であればスムーズに取り付けることが可能です。
しかしその一方、価格面では高額になるのが建築時にエアコンを取り付けるデメリットです。
ハウスメーカーにエアコンの取り付け工事を頼んだところ、数十万円と言われたという話も聞きます。
数十万円もかかるのであれば、そのお金で新居の家具やカーテンを購入したほうがいいと考える方も多いのではないでしょうか。
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気密施工が必要な住宅とは?
最近の新築住宅は「冬暖かく、夏涼しい」をコンセプトにした、いわゆる高断熱・高気密住宅が人気があると言われています。
隙間をなくし、外気の侵入を防ぐために窓を小さくしたり断熱材を入れたりして外気の侵入を防ぐ工夫がなされています。
冷暖房費のコストを抑え、結露を防ぐことが出来るなどのメリットもあります。
しかし、高気密・高断熱住宅を購入しエアコンを後付けする際には、注意が必要です。
もともと穴がない部屋に後付けする場合は壁に穴をあける必要がありますが、工事によってせっかくの断熱効果が損なわれてしまう恐れがあるからです。
エアコンの取り付けによって外気が室内にどんどん入り込んできてしまい、「冬寒く、夏暑い」家になってしまったら、エアコンをつけた意味がありません。
そこで高気密・高断熱住宅にエアコンを後付けする場合は、気密施工という作業が必要になります。
エアコンを後付けする場合には、高気密・高断熱仕様の家であることを予め業者に伝えることを忘れないようにご注意ください。
施行するタイミング
エアコン設置のタイミングとしては、費用面を考えるとやはり入居後に取り付けるほうが安く上がるというメリットがあります。
しかし、その一方で後付けする際のデメリットもあります。
そこでお勧めしたいのは、建築時にあらかじめ穴やコンセントを設置しておき、エアコン本体は後付けするという方法です。
この方法ならば何かとお金のかかる建築時でもそれほど負担は多くなりませんし、後付けする場合も気密施工の必要性がないので、この点でも費用が抑えられます。
また、エアコンを使わない季節に家を建てる場合は、新築時に取り付けてしまうと使うまでにエアコン内にほこりが溜まってしまい、掃除の手間がかかりますが、後付けすればそのような手間をかけずに済むというメリットもあります。
エアコン設置は後からでも可能ですが、設置するための穴やコンセントといった設備はきちんと建築時にハウスメーカーや工務店に伝えておくことが賢明だと言えます。
まとめ
新築の家は建築が予定通りに行われているか、設計図通りに建てられているかなど建築中に施主がチェックするべき点がたくさんあるため、エアコンのことはつい後回しになりがちです。
特に建売住宅の場合は後からエアコンをつけたくても穴やコンセントがなくて慌てたという話をよく聞きます。
しかし、エアコンはもはや日本の住宅の必需品となっています。
エアコンも住宅設備の一部と考えて、後付けする際に慌てないよう、あらかじめ準備をしておくことが大切です。
エレホームでは、新築建物へのエアコン取り付け工事もたくさん対応しています。外観を綺麗にみせるための化粧カバー(配管カバー)の取り付けも承っています。取付工事をお考えの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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★製造より10年以上のエアコンや、取り外してから2年以上保管しているエアコンは工事保証が付きません。
★3階以上の工事は、室外機を設置するベランダや通路がある場合に限る。
★エアコンの型番・年式・設置環境をお確かめ下さい。
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