エアコン取り付けでの追加工事費用と主な理由
一般的に、電気工事には追加工事がつきものです。追加工事が必要になるのはエアコン取り付け工事も例外ではなく、ご自宅の状況やエアコンの状態によっても別途、部材費用や工賃などの追加費用発生する場合があります。
エアコンを移設をする際は、取り外したエアコンを取り付け現場に持って行ってからしか判らないことも多く、又一般的にはエアコン取り外し時よりもエアコン取り付け時に追加工事が発生するケースが多い傾向にあります。
配管パイプの交換と費用
エアコン取り付けの際に多く発生する追加工事(追加費用)は、室外機と室内機を繋ぐ配管パイプが交換になることが多く、新居に移設した際に長さが足りない場合や、経年劣化で再取付(再繋ぎ込み)が出来ない場合が多くあります。
長さが足りない場合、パイプの継ぎ足し延長は冷媒ガス漏れの原因となる為、全量交換いたします。例:2分3分配管は1mあたり3,500円です。
エアコンの室外機の位置による追加費用
エアコンには部屋の中で風を送る室内ユニットと、壁を隔てた外に設置する室外ユニットに分かれます。一般的に、室内ユニットは「室内機」、室外ユニットは「室外機」と呼ばれ、室外機の置き位置によってエアコン取り付け(エアコン取り外し)の際に費用が変わってきます。
室外機取り付けの位置が、マンション・アパートの通路床置きやベランダの床置きの場合、一般的に標準工事と呼ばれます。一戸建ての場合でも室内機と室外機の階数が同じで、室内機の真裏に壁を隔てて室外機を設置されているような場合は標準工事の場合が多いです。
エアコン取り付けの現場状況としては、標準工事以外も存在します。金具を使用し、壁面に室外機を乗せている場合7,000円~、金具を使用し室外機を天井から吊り下げにしている場合7,000円~、金具を使用し室外機を重ねて2段置きにしている場合6,000円~等々、地域や住宅状況によって様々な環境下でのエアコン取り付けがあります。
壁の種類による貫通工事と費用
エアコンを取り付ける際、配管パイプを通すために壁に穴を開ける工事です。
マンションやアパートの場合は既に穴があることが殆どですが、新築一戸建て等施工が必要な場合は追加工事が必要です。木造住宅の場合3,000円~、ALC(軽量鉄骨)の場合5,000円~。
※施工はいずれもお客様の所有物件に限ります。
エアコン室内機を取り付ける壁の種類
室内機を取り付ける場所の壁材質が特殊な場合は室内機を壁に固定させるための部品が必要となります。木造以外の場合は追加費用が発生する可能性が高いです。
例:室内機を土壁に取り付ける場合は縦桟(タテサン)の取り付けが必要となり、3,000円~の追加費用が掛かります。
配管パイプを綺麗に見せるオプション“配管化粧カバー”に関する費用
室内用配管化粧カバー
室内機から配管パイプが通っている壁穴までの配管を覆うカバーです。ご自宅状況によりパーツの組み合わせが複雑の為、ご希望の場合は事前見積もり3,000円~でご案内いたします。
室外用配管化粧カバー
室外機から配管パイプが通っている壁穴までの配管を覆うカバーです。1セット2mで8,000円~の取り付け費用が掛かります。
※どちらの配管化粧カバーもエアコン取り付け作業と同時に行います。
隠蔽配管とは?
隠蔽配管とは、予め壁の中に配管パイプが仕込まれている状態です。室内機の真裏に室外機を置く場合でも、標準工事とは異なり別途追加費用が掛かり、費用はご自宅状況により異なりますので、事前の見積もりが必要です。
電圧切替・コンセント交換の追加費用
エアコンを取り付ける際、専用電源が100Vか200Vかは取り付けるエアコンの機種によって異なります。100Vの専用電源に200Vのエアコンは取り付けできません。反対に200Vの専用電源にも100Vのエアコンを取り付けることは出来ません。
又、誤って電圧が違う場所にコンセントを挿さない様、電圧が違う場合コンセントの形状も変わります。電圧切替工事3,000円~、コンセント交換工事3,000円~の費用がそれぞれ掛かります。
No.d-178
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▼お問合せ前にご確認下さい
★製造より10年以上のエアコンや、取り外してから2年以上保管しているエアコンは工事保証が付きません。
★3階以上の工事は、室外機を設置するベランダや通路がある場合に限る。
★エアコンの型番・年式・設置環境をお確かめ下さい。
[対応エリアと対応不可工事について]
エアコン工事だけでなく、洗濯機・食洗機・温水洗浄便座などの取り外し・取り付け工事も承っています(詳しくはこちら)。