エアコン工事の見積もり/料金/保証について

基本的な見積もり方と項目

どのようなエアコン工事をするかによって、費用の見積もり方が決まってきます。 エアコン工事といえど、単純に取り外したい、引越し先に持って行きたい、新しく買ったので取り付けたい、など工事の種類は様々です。さらに、引越しに伴う工事なら、施工する住所も1か所だけでなく、2か所の場合もあります。 まずは「エアコンの台数」、「どこで」、「何をするか」を整理していき、どのような工事が必要か考えていきましょう。

1.エアコンの容量/機種/型番

  何畳用か、もしくは冷房能力何キロワット(kW)かによって、工事費が変わります。 単純にそのエアコンが小型か大型かというのと、大型の中にも、 使用する配管部材が違う機種(目安6.3kW以上)があります。 もし畳数が分からなければ、型番(機種名)を確認すれば知ることが出来ます。

2.室内機と室外機の位置関係

  こちらは2つの意味で料金が変わる可能性があります。1つは、室内機と室外機の位置関係 (例えば室内機が2階、室外機が1階)によって、必要とする配管などの材料費が膨らむ可能性がある。 もう一つは室外機の特殊設置(屋根置き、天井吊、2段置き、壁面付け)の場合は、 基本工事の枠から外れて、追加費用が発生します。
詳しくは「エアコン工事の室外機の設置場所の詳細と料金について」をご確認ください。

3.取り付け先に配管穴と専用コンセントがあるか?

  マンションでも一戸建てでも、設置するためには、 配管を通す貫通穴と専用の電源コンセントがセットで必要になります。 また、専用コンセントには100Vと200Vとで電圧とコンセントの形状があり、 取り付けたいエアコンと違う場合は、追加工事・費用になります。

4.その他オプション工事

  その他に、例えば、見た目を重視した配管化粧カバーや隠蔽配管、現地での高所作業、 難工事などの特殊作業といった事前に見積もることが出来ない部分はあります。 新築で複数台エアコンを取り付ける場合や、 特殊工事で金額を確定させたいなどの場合は「現地での見積もり」を依頼したほうがいいかもしれません。

お見積り依頼前、3つの確認事項

エアコン工事を業者に見積もり依頼する際には事前に以下の3つの確認事項をお伝えすると、より正確なエアコン工事費用を見積もることができます。

1.室外機の置き場所予定はどこですか?

エアコン室外機

家庭用ルームエアコンは室内機と室外機の組み合わせであり、 取り付ける際には両方の設置スペースを確保する必要があります。

「標準工事」では、エアコンの室外機は室内機から壁一枚挟んで、 同じ階の大地もしくはベランダに設置します。

両機械をつなぐ冷媒配管の長さは4メートルまでが標準工事に含まれます。

同じ階の大地やベランダに室外機を置けない場合は、追加工事での対応となります。

例えば、専用の金具を使用して、屋根置き/天井吊り下げ/壁面付け/2段置きにするケースや、 配管を伸ばして2階から1階まで室外機を置くケースなどがあります。

主な設置パターンについては「エアコンの取り付け場所・位置について」からご確認ください


2.配管を通す為の穴はありますか?

配管穴

エアコンの冷媒配管を壁から通す為に、室内機設置予定の場所に配管穴が必要になります。

ただし、エアコンを取付ていない状態では、粘土状のパテもしくはキャップで埋められているので、 少し見えにくいかもしれません。

リフォームで壁紙で覆われている可能性もあるので、その場合は外から穴があるかを確認してみましょう。また、アパートやマンションの場合は配管穴が予め空いていることが多いが、 新築の一戸建ての場合はエアコン取付時に開けるのが一般的です。


3.エアコン専用コンセントはありますか?

エアコン専用コンセント
コンセントの形状

足元にあるような家庭用コンセントや、他のコンセントから延長コードで引っ張った電源ではなく、 一台のエアコンには1箇所の専用コンセントが必要になります。

基本的に壁の上部に穴とセットになっていることが多いです。

もしなければ、電気ブレーカーから専用回路を引く必要があります。

また、専用のコンセントがあった場合は電圧が持ちのエアコンと一致するかどうかを確認します。

家庭用ルームエアコンには100Vと200Vの2種類の電圧があり、 エアコンと一致しない場合は電圧切替とコンセント交換工事が発生します。

エアコンのコンセントは単相100V15A単相100V20A単相200V15A単相200V20Aの4種類に分かれています。
この「単相」というのは、家庭用の家電製品に電気を送る方法を指します。
単相100V15A平行型と呼ばれ、6~8畳用エアコン用。
単相100V20Aアイエル型と呼ばれ10~12畳のエアコン用。
単相200V15Aダンデム型と呼ばれ、14畳以上のエアコン用。
単相200V20Aエルバー型と呼ばれ、16畳以上のエアコン用。

部屋が広くなればなるほど、電圧も電流もより多く必要になります。
エアコン専用コンセントについては「メーカー・シリーズ別、エアコン専用コンセントとコンセントの形状」からご確認ください。

見積もりを複数取る事で相場が分かる!

見積りは複数社に依頼

なぜエアコン工事を依頼するときには見積もりをとることをおすすめするかというと、業者の価格が適正であるかを見極められるからです。

また、エアコン工事の料金は基本料金と、作業環境によって加算される追加料金によって成り立っています。

見積もりの中に追加料金が含まれているのかそうでないのかということを含めて具体的な費用を知ることができれば、複数の見積もりを取った際にしっかりと比べることが出来ますので、可能であれば複数の業者に依頼してみると良いでしょう。

出してもらったものを比べることによって価格の相場を知ることもできますし、詳細な項目がきちんと明記されていれば、実際にどういった追加料金がかかることがあるのかを知ることができます。

そう何度もする作業ではないからこそ、価格について熟知している方は早々いません。

見積もりを出してもらって、しっかり比べてからより適正な価格で作業を行ってくれるところを選ぶようにしましょう。

リサイクル料金って知っていますか?

リサイクル料金について

リサイクル料金という言葉を知っていますでしょうか?

エアコンのように大きな家電を処分する際にかかる費用のことで、法律で定められている指定の業者に依頼して処分をしてもらわなければなりません。

エアコンは粗大ゴミとして処分をすることができません。
大型家電は、処理することが難しくそのまま埋め立てられていた時代もあります。

ですが、廃棄物の中にある資源を再利用することなどを目的として家電リサイクル法が制定されました。
エアコンにも様々なメーカーのものがありますし、種類も様々ですので実際にかかる費用はそれぞれ違います。

ですが家庭用のものであれば約1600円で処分をしてもらうことができます。

業者に取り外しを依頼して回収してもらうのであれば、これに取り外し作業や出張費、運搬費などが加算された費用を請求されることになりますので3000~1万円ほどになります。

引っ越し業者よりも専門業者でコスト減

専門業者が安い

エアコンを移設する場合、多くの人が引越し業者か専門業者へ依頼しています。

引越し業者を利用する場合には、引越しの作業と同時に取り外しや取り付けの作業を行ってくれますので手間を省くことができますし、業者依頼の手間やスケジュール調整も必要ありませんので時間短縮にはもってこいです。
ですが、引越し費用にプラスして作業を行ってもらい、 更にその引っ越し業者が別業者へ委託する場合はどうしても費用が高くなってしまいます。

その一方で専門業者であればインターネットで全て請け負っている業者は比較的安く価格を設定しています。
また部品に関しても業者で持っているものを使用することができますので、価格を抑えることが出来ます。

引越業者のように作業を依頼している別の業者というものもありませんので中間マージンが発生するようなこともありません。

コストを少しでも減らしたいと思われるのであれば、専門業者を利用することをおすすめします。

エアコン工事の保証内容と保証対象外について

 エアコン等の家電商品の取り付けに関して、弊社作業員が行った配線や配管接続工事等、家電据え付け工事が原因で発生した不具合や故障に対して、無料修理や再施工を行うものです。
保証の期間は、施工日より1年間。期間外の不具合に関しては有償対応となります。

≪保証の対象外となる事象事案≫

下記のような場合は、施工保証の対象外となります。 不良個所の確認・点検のうえ、修理やメーカー依頼など有償での対応となります。

  1. 施工に起因しない機器の動作不良や経年劣化による不具合
  2. 施工完了後にお客様にて家電を移動させたり、部品交換等をされた場合
  3. 誤った使い方や改造による故障や不具合
  4. 不具合発生後、当店に連絡する前に、メーカーや別業者が手直しをしている場合
  5. 地震・火災・落雷など自然災害発生による故障や不具合
  6. 昆虫や動物によって発生した故障や不具合
  7. 領収書兼保証書を紛失された場合

工事保証が付かない工事について≫

年数の経っている下記エアコンについては、取り付け工事をしても動作しなかったり、取り付け後に動作不良等を起こすなどのリスクが高くなるため、工事保証はお付けしておりません。万一、動作しなかったとしても、工事代は発生いたします。

  • 製造年から10年以上経過しているエアコンの工事
  • 専門業者が取り外してからの保管期間が2年以上経過しているエアコンの工事

かなり古いエアコンや保管期間が長期にわたるエアコンにつきましては、工事をお断りさせていただく場合がございます。

≪不具合や不良が発生した場合≫

 すみやかにエレホームまでご連絡ください。 状況確認の上、必要であれば点検・手直しでご訪問いたします。 その際、施工起因によるもので保証期間内であれば無償対応、それ以外の問題であれば有償にて対応いたします。

エアコン工事のエレホームに問合せ

エアコン工事に関するご相談・無料お見積りはこちらから。専門スタッフがご対応します。
通話料無料・土日祝も営業中!
[受付時間] 9:00~17:30

▼お問合せ前にご確認下さい
★製造より10年以上のエアコンや、取り外してから2年以上保管しているエアコンは工事保証が付きません。
★3階以上の工事は、室外機を設置するベランダや通路がある場合に限る。
★エアコンの型番・年式・設置環境をお確かめ下さい。

[対応エリアと対応不可工事について]

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エアコン工事だけでなく、洗濯機・食洗機・温水洗浄便座などの取り外し・取り付け工事も承っています(詳しくはこちら)。

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